歯科領域の問題について(ガルバニー電流、顎骨病巣、アマルガム)


当院ではフィシオエナジェティック®によって症状の原因を調べています。フィシオエナジェティック®では、腕の長さの変化となって現れる体の反応を読み取りながら治療を進めていきます。これをARテスト(腕長反射)と言います。

※当院では医師のような病気の診断や医療行為はできません。フィシオエナジェティック®はあくまで代替療法であり、現代医学で認められていない事をご了承下さい。

当院では症状に歯科領域の問題が関係あると判断した場合、歯科治療をお勧めしますが、普通の歯科医院に行っても、ガルバニー電流や顎骨の病巣はちゃんと対応してくれません。

またアマルガムを取り除くのは普通の歯科医院でもやってくれますが、除去するときに気化した水銀を吸い込んだりするので、安全なアマルガム除去を行う先生じゃないと余計に体調を悪くします。

なお、当院では千葉県市川市にある大橋歯科クリニックの大橋先生をお勧めしています。

私の患者さんに大橋先生の所に行ってもらって、アマルガムを除去したら皮膚疾患が治ったとか、顎骨の病巣を治療したら慢性のだるさが治ったとか、ガルバニー電流を治療したら股関節痛が治ったなどの症例があります。

ガルバニー電流について

ガルバニー電流とは、歯に詰めてある金属間に流れる電流の事です。

私の臨床では、耳鳴りや頭痛など頭部で発生する症状に関係する事が多いのですが、股関節や足首の痛みにガルバニー電流による筋肉の弱化が関係してた患者さんもいます。

大橋先生のブログにガルバニー電流治療のビフォー・アフターの写真がありますのでご覧になって下さい。

通常、違う種類の歯科金属が詰めてある場合にガルバニー電流が発生すると言われていますが、実際には全部同じ種類の金属の詰め物でもガルバニー電流は発生するそうです。

大橋先生によると、「保険で規格されている同一カテゴリーの金属でもメーカーによって微妙に組成が違っていたり、同一もメーカーの同じカテゴリーの金属でも加工の過程で違ってきたりと様々です。同じ金属だから問題無いと考えるのは早計です。」 なのだそうです。

実際に電流テスターで計ると、同じ歯科金属同士の間でもしっかりガルバニー電流が発生しているわかります。歯に金属をつけていたら、ある程度のガルバニー電流は絶対に流れていると考えて良いのです。

しかし、普通の歯科医院にガルバニー電流の事を相談しても「全部同じ金属だからガルバニー電流は大丈夫!」などと言われた方もいるので注意してください。

ガルバニー電流を無くすためには、金属の詰め物を除去し、ノンメタルの歯科材料に変える歯科治療が必要です。

顎骨病巣について

顎骨病巣とは、歯根の周辺の顎骨が腐敗したり膿が溜まっている状態の事です。そこから常に全身に毒がばら撒かれる状態となり、繊維筋痛症、リュウマチ、抑うつ、アレルギー、ホルモンバランス異常、肝臓病、胃腸障害、婦人科疾患など、様々な不定愁訴の原因となります。

しかし、病巣感染した所は、ほとんど無症状か軽い痛みや違和感がある程度です。

顎骨の病巣感染が起きる原因は、歯の神経を抜いたり、抜歯した跡の治癒が不完全だったり、打撲などの外傷や血行不良などです。

病巣部位は、歯根の中がどろどろに溶けて液状になっていたり、骨が腐ってぐずぐずになっていたり、骨が無くなって炎症性の肉の塊になったりしています。

顎骨病巣を見つけたら歯科治療が必要ですが、顎骨病巣を認識している歯科医師が非常に少ないのが現状です。普通の歯科医院に行っても全く話が通じないか、通じたとしても治療してもらえないでしょう。

顎骨病巣について大橋先生が書かれたブログの記事

アマルガムについて

重金属中毒の代表的なものが水銀中毒です。アマルガムという歯の詰め物には水銀が含まれています。その水銀は少しずつ溶け出して口腔粘膜や消化管から体内に吸収され、頭痛・胃腸障害・腎臓機能低下・腰痛・関節痛・皮膚炎など様々な健康被害を引き起こします。

しかし、普通の歯科医院の技術では、アマルガムを削る時に水銀を体内に取り込んでしまいます。例えば、歯科用ドリルの摩擦熱で気化した水銀を吸い込んだり、削りかすが粘膜に張り付いて、そのまま飲みこでしまったりします。

ですから、アマルガムを安全に除去する技術がない普通の歯科医院で処置してもらうのは絶対にやめましょう。