カンジダ菌について
当院ではフィシオエナジェティック®によって症状の原因を調べています。フィシオエナジェティック®では、腕の長さの変化となって現れる体の反応を読み取りながら治療を進めていきます。これをARテスト(腕長反射)と言います。
※当院では医師のような病気の診断や医療行為はできません。フィシオエナジェティック®はあくまで代替療法であり、現代医学で認められていない事をご了承下さい。
カンジダ菌とは
カンジダとは細菌ではなく真菌の一種で、カビやキノコの仲間です。そして、誰の体にもいる常在菌です。しかし、それほど悪さしないカンジダであっても体調によって病原性のあるカンジダに変化します。
↑カンジダ菌
↑口腔カンジダ症(画像はウィキペディアより)
カンジダ菌と聞くと女性の性病を連想される方が多いのですが、そのイメージは捨てて下さい。女性だけの病気ではありませんし、生殖器だけでなく、口腔、食道、胃、腸、皮膚、膀胱、尿路、肺、気管、気管支、肝臓、腎臓、心臓、脾臓、膵臓、脳、前立腺など、いろいろな場所に増えます。カンジダ菌の問題は割りと多くの方に見つかります。
カンジダ菌は真菌の一種です。カンジダ菌にもいろいろな種類があるのですが、カンジダ症の90%はカンジダ・アルビカンスによるものです。
カンジダ菌の症状
以下のような様々な症状を引き起こします。
難治性の歯周病、強い倦怠感、体のふらつき、アレルギーの悪化、腸の不調、 過敏性大腸炎、頻尿、尿道炎、膀胱炎、腎炎、慢性鼻炎、慢性喉頭炎、慢性扁桃腺炎、喉や鼻の慢性症状、蓄膿症、関節の不調、発疹やかゆみ、甘いもの中毒、
頭痛、脳に煙がかかったような感覚、化学物質過敏症、酒量の許容量の低下、耳鳴り、視力低下、酒に酔ったような状態、抑うつ、PMS、ホルモン異常、、、
病原性の強いタイプのカンジダ菌とは?
カンジダには「酵母形」と「菌糸形」の2つの形態があります。通常は酵母型ですが、酵母型から菌糸型に転換することで病原性が強くなります。
↑左側がカンジダ菌の「菌糸形」で右形が「酵母形」です。(画像はwikipediaより)
カンジダは菌糸形に変化すると菌糸を粘膜に突き刺してカンジダリシンという毒素を出して炎症を誘発し粘膜を障害してゆきます。カンジダが放出する毒素にはカンジダリシンの他にもアンモニアやアセトアルデヒド、アラビノース、酒石酸、シュウ酸などたくさんあります。
↑菌糸形のカンジダ・アルビカンスが粘膜に侵入しているところ。(画像はこちらより)
バイオフィルムとは?
バイオフィルムとは微生物が自身が産生する粘液とともに作る膜状の構造体の事です。いわばバリアで守られているような状態になっています。勘違いしやすいのですが、そのバリアのような部分をバイオフィルムというのではなくバイオフィルムマトリックスといいます。そしてバイオフィルムマトリックスとその中に含まれている微生物を含めた全体をバイオフィルムといいます。身近なところでは、台所の水回りに発生するぬめりや口の中のプラークもバイオフィルムの一種です。
最初は何の悪さもしない酵母形のカンジダでも、数が増えてくるとアンモニアを出すようになってきます。カンジダはpH5~6.5の酸性環境で大人しいのですが、アンモニアによってphが7以上に上昇する事でカンジダの繁殖に最適な環境にに変わっていきます。そうなると次第に菌糸が出始め、粘液を出してバイオフィルムを作り、病原性を高めながらカンジダ増殖にさらに最適な環境を作り上げていきます。そして、バイオフィルムの中で増えた菌が巻き散らかされて広がってゆきます。
バイオフィルムの問題点としては抗真菌薬や宿主免疫系に対してバリアのような働きをするので、除菌が困難になるという事です。そしてバイオフィルムの中に水銀など様々な毒素を抱え込むという事です。バイオフィルムに抱え込まれた水銀にはそんなに害はないのですが、飽和状態になって巻き散らかされると害を及ぼすようになります。
カンジダが増殖する原因
- 糖質(特に甘いもの)の食べ過ぎ
- 鉄分
- 善玉菌減少
抗生物質、食物繊維が少ない食事、過度な糖質制限 - 免疫力低下
ストレス、善玉菌減少、水銀、糖尿病、ステロイド、免疫抑制剤 - 胃酸・胆汁・消化酵素の分泌不足
胃酸を抑える薬、ストレス - 女性ホルモンの変化
妊娠、ピル - 生理用ナプキンによる蒸れ
- 義歯(入れ歯やインプラント)
- 唾液の分泌不足
水分摂取不足、シェーグレン症候群、抗コリン作用のある薬(デパスなど)
糖質(特に甘いもの)の食べ過ぎも良くないけど、過度な糖質制限も良くない
過度な糖質の摂取はカンジダを繁殖させる大きな要因なのですが、かといって過度な糖質制限も腸内環境を悪化させます。その原因として考えられるのは、糖質を減らす事で食物繊維の摂取も不足するからです。
それから、糖質の代わりに肉類の摂取が増加する事も関係あるかもしれません。また、ある程度の糖質は善玉菌にも必要だから、という事も考えられます。とにかく、過度な糖質制限は絶対にしないようにし、白米やパンに変えて玄米やオートミールなどの未精製の炭水化物を食べると良いでしょう。甘いデザートやフルーツは完全カットしたほうが良いのですが、あまりストイックにしすぎないようにしましょう。
鉄は必要なミネラルだけどカンジダの餌にもなる
肉を食べると腸内環境が悪化すると心配されている方もけっこういると思いますが、それは、肉というより赤身の肉に含まれている鉄がカンジダなどの悪玉菌の格好の餌となるからです。鉄は善玉菌にも必要なミネラルなのですが、善玉菌より悪玉菌のほうが需要が高く、悪玉菌優勢の腸内環境で鉄の摂取を増やすと善玉菌より悪玉菌が増えてしまうからです。
赤身の肉に含まれる鉄も必須ミネラルなので特に閉経前の女性などは摂取する必要があるのですが、まず先に腸内環境を良くしておく事が大切です。また鶏肉など白身の肉は鉄分が少ないので赤みの肉ほど腸内環境を悪化させません。
善玉菌を増やす方法
善玉菌は抗生物質、過度な糖質制限、低食物繊維などが原因で減少します。
善玉菌を増やすサプリメントを分類すると、イヌリンやラクチュロースなど善玉菌の餌となるものをプレバイオティクスと言い、善玉菌そのものサプリメントをプロバイオティクスと言います。
しかし、プロバイオティクスというのは宣伝されているように生きたまま住み着く事はほとんど期待できません。実際には、プロバイオティクスが生きて住み着いて増えるというよりも、プロバイオティクスの菌体成分が善玉菌のエサとなって増えるのです。そしてプロバイオティクスは生きた菌よりも死んだ菌のほうが効果が高いということも研究でわかっています。ですから生きているって事にはこだわらなくていいでしょう。その他にプロバイオティクスは、その菌体成分が免疫細胞に取り込まれて免疫系を刺激するという作用もあります。
私の場合、善玉菌を増やすサプリメントの第一候補としてプレバイオティクス、つまりフラクトオリゴ糖やイヌリンなどの善玉菌の餌になるものからARテストで選びます。ほとんどの場合、このなかからいいのが見つかります。もしプレバイオティクスの中にいいのが見つからなかった場合には、プロバイオティクスから選びます。
しかし、本来はこのようなサプリメントを使わなくても、食物繊維が豊富な食事をしていると善玉菌が増殖します。また発酵食品にも善玉菌が入っているから良いのかもしれませんが、発酵食品はヒスタミンも多く含んでいるのでヒスタミン不耐症の人には良くないかもしれません。
カンジダ症の再発を防ぐには粘膜免疫の強化が必要
免疫には、粘膜免疫とか粘膜バリアとか言われる免疫システムがあります。膣や消化管のような管の中は解剖学的には体内ではなく体外なのですが、病原体が体内に入ってこないように入り口で守っているのが粘膜免疫です。この粘膜免疫が脆弱で体内に病原体が侵入すると好中球などの自然免疫やIgEなどの獲得免疫が病原体から守ろうとします。
この中でカンジダ症を繰り返さないように予防するためには、一番最初の粘膜免疫の強化が特に重要なんですが、その粘膜免疫の主役となるのが分泌型IgAと言われる抗体です。
その分泌型IgAは精神的・肉体的ストレスによってすぐに減少するので、心理療法を受けたり、リラクゼーションの時間を増やすなどのストレス対策はとても重要です。
ストレスによって分泌型IgAを減らさないようにするにはビタミンAとグルタミンが必要です。特にハードな運動をやるような人は重要です。分泌型IgAの分泌にはビタミンAとグルタミンが必要なので、普段からグルタミンを2~3g飲んでおくととても良いでしょう。
また、ビタミンAの前駆物質であるβカロチンがビタミンAに変換するのが苦手な体質の人もいるので、その場合は動物性食品からビタミンAを摂取するか、ビタミンAのサプリメント使うと良いでしょう。また胆汁の分泌不足や低体重もビタミンA不足に関与します。
その他、水銀が免疫を低下させカンジダを繁殖させやするので、水銀のデトックスは重要です。
消化力不足は小腸内細菌増殖症 SIBO(シーボ)の原因
特に小腸の上部は胃酸や胆汁の殺菌作用によってほとんど菌がいないんですが分泌不足になると繁殖しやすくなります。これが小腸内細菌増殖症、略してSIBO(シーボ)です。特に胃酸を抑える薬を使っている人は要注意です。また消化力不足により未消化の食べ物が腐敗し有害物質を産生するので、カンジダが産生する毒素と相まって症状を強くするという事も起こります。
胃酸の分泌低下がある人は、胃酸の代わりにベタインHCLを食事の時に毎回摂取するのが手っ取り早い方法です。すぐには改善しませんが、心理療法が効果がある人も多いです。胆汁の分泌が悪い人は胆汁酸のサプリメントや、胆汁の流れをよくするホスファチジルコリンなどが有効な事があります。消化酵素の分泌低下がある人には消化酵素のサプリメントを使います。また胃酸分泌の刺激によって胆汁や消化酵素の分泌が刺激されるので、胃酸の分泌を良くする事も大切です。
女性ホルモンの変化と膣カンジダ
まず女性ホルモンの一種であるエストロゲンは腟の粘膜に含まれているグリコーゲンを増やすという働きがあります。そしてグリコーゲンがブドウ糖に変わりデーデルライン桿菌という膣の善玉菌のエサとなり膣の良好な環境を作ります。
ただし、デーデルライン桿菌が食べきれないくらいグリコーゲンが多い場合はカンジダのエサとなるためカンジダが増えます。ですから、エストロゲンが少なくても、多くても膣カンジダの原因となります。
更年期や低用量ピルによるカンジダ膣炎は低エストロゲン状態による膣のグリコーゲン不足が原因ですし、妊娠やピルを止めた時のカンジダ膣炎は、高エストロゲン状態による膣のグリコーゲン過剰が原因です。
そして膣カンジダになると、強いかゆみや酒かす状・カッテージチーズ様・粥状の白いおりものなどの症状がでます。
膣のカンジダの対策としては、粘膜免疫の強化や腸内の善玉菌を増やす事でも予防可能ですが、エストロゲンの過剰分泌や分解不足についてのアプローチも必要かもしれません。これにはインスリン抵抗性とかメチル化などが関係していますので、そこまでアプローチする必要があるかもしれません。
その他、膣カンジダの原因としては、生理用ナプキンによる蒸れや、性交による感染が考えられます。カンジダはカビの仲間ですが蒸れている所が絶好の繁殖場所となります。性交による感染の場合はパートナーにも除菌してもらう必要があるでしょう。
またウォシュレットの使用も膣カンジダの原因です。ウォシュレットによって肛門から悪玉菌が侵入したり、膣の洗浄のしすぎによって膣の自浄作用が失われるからです。
義歯や唾液の分泌不足は口腔カンジダ症の原因
義歯は不潔になりやすいからカンジダの絶好の住処になります。また水分補給が足りないと唾液も少なくなります。水分不足の人は、嚥下障害があって水を飲むのが大変だとか、頻尿だからあまり水を飲まないようにしてるという人が多いようです。その他、シェーグレン症候群という自己免疫疾患の人やデパスなどの抗コリン作用のある薬を使っている人も唾液が出にくくなります。
カンジダのための5Rプログラム
カンジダに直接関係あるのは2)Remove pathogens(リムーブパソジェン)ですが、その他の項目も全て網羅しなければなりません
- 1)Remove toxins(リムーブトキシン)=重金属・環境化学物質などの毒素を取り除く
クロレラ、ガーリック、NAC、モリブデン、ビタミンD3、マグネシウムなど - 2)Remove pathogens(リムーブパソジェン)=カンジダやバクテリアなどの病原を取り除く
グレープフルーツシード、タイム、ティーツリー、ゴールデンシールなど - 3)Replace(リプレイス)=胃酸や消化酵素の代わりになるものを補う
ベタインHCL、パンクレアチン、バイルアシッド、ダンデリオン、リンゴ酢など - 4)Reinoculate(リインアキュレイト)=プロバイオティクスなど善玉菌を再び取り入れる
乳酸菌、ビフィズス菌など - 5)Repair(リペアー)=Lグルタミンなどで腸粘膜を修復する Lグルタミン、アロエベラ、クルクミン、オメガ3、ビタミンD3,ビタミンAなど
カンジダ除菌方法
カンジダの除菌に効果的なサプリメントには以下のようなものがあります。私の場合はARテストで選定しています。自己流で適当に選ぶ事は絶対におすすめしません。
- グレープフルーツシード
- オレガノオイル
- パウダルコ
- MCTオイル
- ティーツリー
- ユーカリ
- タイム
- アロエ
- リンゴ酢
- シナモン
- ペパーミント
- チャコール
除菌の注意点として除菌サプリは悪玉菌だけでなく善玉菌も殺菌するので長期間使わない事が大切です。また可能ならば除菌サプリは使わず、善玉菌を増やしたり、免疫力や消化力を上げる事で、カンジダが繁殖しにくい環境を作る事でカンジダを減らしたほうが良いです。
しかし、腸内環境が酷く悪化している場合は除菌サプリが必要かもしれません。除菌サプリを使うか、使わなくても大丈夫かの判断も私はARテストで行っています。また、除菌をしても、善玉菌不足、免疫力不足、消化力不足の問題があれば何度でもぶり返すので、除菌だけで済ませないようにしましょう。
ちゃんと対策をとれば除菌に何ヶ月もかかるという事はあまりないと思います。また、その人に必要なサプリメントをちゃんと選ぶ事ができていれば、数種類の抗菌ハーブを例えば1週間ごとにローテーションして使うという事も必要ないと思います。除菌を何ヶ月も続けて良くならないのは、その人にとって効果のない抗菌ハーブを選んでいるのかもしれませんし、抗菌ハーブをずっと使っているために善玉菌が少なくなっているかもしれませんし、免疫力アップのアプローチ、特にストレスケアが不十分な事などが原因かもしれません。
ダイオフ反応を防ぐ方法
ダイオフとは除菌の際にカンジダが保持していた毒素が放出される事によって調子が悪くなる現象の事です。特にバイオフィルムを形成している場合は毒素を抱え込んでいるので注意しなければなりません。
ダイオフの対策として一番効果的なのは便通を良くする事です。便通を良くするするためにはマグネシウム、食物繊維、水分摂取などが効果的です。ただし痙攣性の便秘の場合不溶性食物繊維の摂取でお腹が余計に苦しくなる事があります。
他の方法としては、毒素やカンジダの死骸を吸着させたまま排泄させるためにチャコールを除菌サプリの1~2時間後に摂取するとか、先にNAC、グルタチオン、シリマリン、リボフラビンなどで肝臓の解毒機能をある程度回復させてから除菌を開始するなどの方法があります。
ダイオフ恐怖症
あと、私の所に来院される方で多いなと感じるのが、ダイオフ恐怖症のようになっている人です。これはダイオフに対する過剰な不安や恐怖が原因でダイオフだという思い込みをする人です。傾向としては、過去にもサプリや食事で悪化した事があったり、治療院ジプシーのようになっている人に多いと思います。その場合、不安があるサプリは不安が癒やされるまで中止する事が大切で、心理療法も必要かもしれません。
なんちゃってダイオフ?
それから、あまり知られていませんが、稀にプロバイオティクスが悪玉菌のエサとなり悪化する事があります。これをダイオフだ!と思ってしまう方もいます。「なんちゃってダイオフ」みたいなものです。その場合、まず先に除菌サプリで悪玉菌を除菌してからプロバイオティクスを使うとOKかもしれません。
カンジダアレルギーとは?
カンジダ菌に対してアレルギーがある人がいます。そしてカンジダ菌にアレルギーがある人は、大抵、パン酵母やビール酵母などに対するアレルギー、つまり酵母アレルギーがあります。酵母(イースト)とは、一般的にはパン酵母、清酒酵母、ビール酵母、ワイン酵母などを言います。しかし実はカンジダ菌も酵母(イースト)の仲間です。ですから、食品の酵母(イースト)にもアレルギーがあれば、カンジダ菌にもアレルギーが見つかる事が多いのです。
カンジダ菌と酵母にアレルギーがある場合、食品に使われる酵母(イースト)は食べてはいけません。それから「酵母エキス」が含まれる加工食品や調味料、酵母が入っているミネラル剤も駄目です。
それから、膣カンジダの女性にはカンジダアレルギーだけでなく精子アレルギーもある方もあります。その場合、粘膜や皮膚に精子がつくと症状がでます(喉の違和感の原因が精子アレルギーである場合もあります)。そのため、精子アレルギーが治るまでは精子が皮膚や粘膜につかないようにする必要もあります。
カンジダ症で食べてはいけないとされる食品
白米などの精製糖質、甘いもの、果物 →カンジダのエサとなるから
小麦や乳製品 →カンジダの人がよく併発させているリーキーガットを悪化させるから
水銀が多い魚 →カンジダは水銀を抱え込みやすいから
しかし、私はどれも食べすぎなければOKですよとアドバイスしています。なぜなら、ストイックすぎるとストレスになるし、失敗する事が多いからです。それに体に悪いと考える食品を徹底的に避けようとする強迫観念が成立する事もあるからです。その事をオルトレキシアと言います。
オルトレキシアらしき人は、その強迫観念のために、ちょっと食べただけで、不安や罪悪感が湧き上がったり、実際は大丈夫なのに、本当にカンジダが悪化したかのように感じてしまったり、食べてはいけないものがどんどん増えて食べるものに苦労するようになって低栄養状態になる人もいます。このような人達の強迫観念を取り除くにはトラウマセラピーが必要です。